★東京ひとり暮らし簡易マニュアル★


 「声優になるためには上京して勉強しなければならない」

 これは最低条件の一つなのだが、地方在住の声優志望者にはなかなか難しい。家族の反対もあるが、なによりも東京での一人暮らしに不安を覚える人は少なくないようだ。
 このコーナーでは、東京で一人暮らしを始めようとする人への簡単なお役立ち情報を紹介する。



■ アパート・マンション探し

 住まい探しにおける重要なポイントは、
「夢を捨てろ! 現実的になれ!」
 東京原住民に比べると、地方出身者の方がイメージにうるさい傾向がある。
 「杉並や世田谷がいい」だの「静かな住宅街がいい」だの「○○沿線がおしゃれ」だのと、貧乏な志望者のくせにしゃらくさいったらありゃしない。
 そういうステキな場所に住みたいなら、声優としてのギャラで住めるようになってからにしなさい。声優としてのギャラで暮らせるようになるまで、しょせんは一介のフリーターに過ぎないのだ。身の程を考えるように。

 一般的に、家計における家賃の比率とは「収入の3〜4割以内」といわれている。
 昔は2割以内と言われていたのだが、家賃の高い東京では、よっぽどの古アパートでなければ無理だ。
 アルバイトの収入はせいぜい月収15万円なのだから、家賃は45,000円から60,000円ぐらいで探せばいい。

 住む場所についてだが、一番いいのは、養成所(学校)への交通アクセスを元にすることだ。
 例えば、勝田声優学院を例にした場合、使える交通手段は、JR山手線・西武新宿線・営団地下鉄東西線の高田馬場駅がメインだ。山手線沿線、西武新宿線沿線、東西線沿線で探すのがいいだろう。
 通学時間は1時間以内を目安に。
 近ければ近いほどいいのは確かだが、その分、家賃が高くなってしまう。もっとも、自転車などを利用すれば交通費は随分と節約できる。また、終電が遅くなるから、付き合いなどで困らない。
 遠ければ遠いほど、家賃は安くなるのだが、その分、交通費が高くなってしまう。また、また、終電が早いため、付き合いに困ることもあるかもしれない。

 男性志望者の場合、風呂無しアパートに住んでいる人は少なくない。風呂無し・トイレ共同の古アパートに住んでいるのもいるのだ。こういうアパートは都内でも随分と減ったのだが、探せばまだいくらかは残っている。
 台所無し、トイレ共同のアパートの場合、築30年以上、四畳半一間または六畳一間で25,000円〜35,000円ぐらいだ。
 風呂はついていないが、トイレはついているものだと、六畳一間に一畳〜二畳のミニ・キッチンがついて、30,000円〜45,000円ぐらいである。
 もっとも、都内の銭湯は400円もする。週に20日入浴したら8,000円かかるから、収入の目安がつくならワンランク・アップしてシャワー付きぐらいを狙うのもいいかもしれない。
(もっとも、シャワーがついているアパートやマンションの家賃は6万円以上するし、その他に水道代とガス代がかかるのだが)

 女性志望者の場合、風呂かシャワーがついていないと、生活的にきついだろう。
 風呂かシャワーがついている住まいは、アパートでもマンションでも60,000円以上する。

 ちなみに「部屋の中でも練習したいから、マンションに住みたい」という人もいるのだが、これもまた、非現実的である。
 アパートはもちろんだが、たとえ、マンションであっても防音仕様でなければ、発声練習や台詞の練習などは、まず、できない。
 もし、ルーム・シェアリング(友人との共同生活)ができるなら、しっかりしたつくりの分譲マンションの賃貸物件を借りるといいだろう。分譲マンションは、賃貸マンションに比べて造りがしっかりしており、そこそこの防音効果を期待できる。
(とはいえ、防音仕様でなければやっぱり発声練習は無理。滑舌練習ぐらいならできるかもしれないが)

 部屋を探す時は、上京前からネットなどで相場を調べておくといいだろう。
 一人暮らし、部屋探しで便利なページは‥‥

【All About Japan〔家を借りる〕おすすめリンク集「借りる前の基礎知識」】
http://allabout.co.jp/house/rentalhouse/subject/msub_taikendan.htm

【All About Japan〔家を借りる〕おすすめリンク集「賃貸用語の基礎知識」】
http://allabout.co.jp/house/rentalhouse/subject/msub_kisotisiki.htm

【All About Japan〔家を借りる〕おすすめリンク集「家賃相場」】
http://allabout.co.jp/house/rentalhouse/subject/msub_yougo.htm

【All About Japan〔家を借りる〕おすすめリンク集「賃貸物件検索:首都圏」】
http://allabout.co.jp/house/rentalhouse/subject/msub_yatinsouba.htm

【All About Japan〔防犯〕防犯的お部屋の選び方】
http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20030129A/index.htm

http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20030205A/index.htm

http://allabout.co.jp/family/bohan/closeup/CU20030212B/index.htm

■  学生会館・学生マンションについて

 専門学校では、学生会館を勧めているようだが、私はあまりお勧めしない。
 親御さんにしてみれば食事もついているし門限もあるから安心かもしれないが、現実的に考えて高すぎる。
 食事の内容については、学生会館の運営や、その学生会館の管理人によって違う。まぁ、合宿所のレベルだと思っておいていい。かつ、食事時間が厳密に決められているため、レッスンが延長したりするとご飯が食べられない。
 門限についても同様で、アルバイトがひじょうに限定されてしまうし、レッスンが延長すると門限にひっかかる。お風呂にも入れなくなる。
 学生会館でなければ家族が許さないという場合、それは貴方が信用されていないということだ。間違えても、親御さんを恨んではいけない。日頃の自分の生活態度に問題があるから、イザという時に信用してもらえないというだけのことなのである。
 ちなみに専門学校が学生会館を強く勧める場合もあるが、それは親御さんが安心するというだけでなく、学生会館側から学校側にキックバック(入居者1人あたりいくらかのお金が貰える)や、専門学校の責任者などに高額なお中元やお歳暮などがあるという噂が絶えない。

■ 寮、新聞奨学生について

 専門学校の中には寮を備えているところもあるが、これまた、あまりお勧めできない。
 寮の立地条件、設備、福利厚生の内容に比べて、支払う費用が高すぎる。
 そもそも、声優科のある専門学校のほとんどは無認可校だ。つまり、私企業であって、営利追求を目的としている。利益を出すためには、サービスの内容を低下させるしかない。

 新聞奨学生についてだが、本当に時間が無くなる。自主練習がほとんど出来ない。座学中心の大学ならばともかく、全身でレッスンする俳優(声優)の勉強ではかなり苦しい。

 検索エンジンGoogle「新聞奨学生」‥‥
http://www.google.com/search?q=%E6%96%B0%E8%81%9E%E5%A5%A8%E5%AD%A6%E7%94%9F&hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&start=0&sa=N


■ ルーム・シェアリングについて

 欧米では、ひじょう一般的なのだが、日本ではルーム・シェアリング(友人との共同生活)は、まだまだ一般的ではない。
 アメリカでは、新聞の広告の中に、ルーム・メイトの募集コーナーまである。なんと、異性同士のルーム・シェアまであるというのだから驚きだ。
 もし、一緒に上京する友人がいるなら、ルーム・シェアを提案してみてはどうだろうか? 電気・ガス・水道などの料金を折半出来るし、2ランク上のマンションに住めるし、淋しがりやには安心だろうし、一人暮らしを心配する家族を説得しやすいかもしれない。
 ルーム・シェアリングを成功させるポイントは、徹底した「非干渉」と「ルールづくり」である。
 トイレット・ペーパーや洗剤など、最低限の消耗品は共同生活費の中から出すが、その他、生活については絶対に干渉しない。
 朝起きるのもバラバラ。家に帰るのもバラバラ。話したい時はリビングで。よほどの理由が無い限りは、ルーム・メイトの部屋には入らないなどなど‥‥
 ルーム・シェアリングについては、次のページが参考になります。

【All About Japan〔家を借りる〕ルームシェアがしたい!】
http://allabout.co.jp/house/rentalhouse/closeup/CU200206018/index.htm

http://allabout.co.jp/house/rentalhouse/closeup/CU20020702/index.htm


■ アルバイトについて

 東京はアルバイトの数も多いし、時給も良い。
 時間帯や職種によって違うが、だいたい800円以上は貰える。専門知識や技能を必要とするものなら、時給1,200円ぐらいの仕事もある。
 志望者のアルバイトの選び方だが、一番良いのは、学校(養成所)の近くで働き先を探すことだ。交通費支給や交通費補助がある場合には、かなり助かる。
 しかし、交通費支給・補助にばかり捉われてもいけない。交通費が出なくても、その分、時給が良ければ得する場合もあるし、その反対に、交通費は出ても時給が安くて損する場合もある。自分できちんと計算することを勧める。

 志望者がよくやるアルバイトとしては、コンビニ、書店、ファミレス、ファーストフード店が多い。コンビニは廃棄弁当を貰えたり、飲食店は食事が出るので人気が高いようだ。
 どの仕事も、専門技能や知識が要らないので、誰でもできる。私も20代前半まではそれでいいと思うのだが、20代半ばを過ぎると「うーん」と考え込んでしまう。
 声優として一人前になるのは時間がかかる。30代でもアルバイトをしている声優は少なくないし、20代の声優の9割はアルバイトをしなければ暮らしていけない。
 当たり前すぎるほど、当たり前な話をしよう。
 仕事とは、3K(キツイ・キタナイ・キケン)であるほど時給が高い。苦しい仕事、辛い仕事、面白くない仕事、汚い仕事は時給が高く、条件も良いのだ。
 または、専門的な技能や知識や資格を必要とする仕事ほど、条件も良い。また、違う会社へと容易に変われる。
 楽な仕事ばかり探してやっていたら、技能や知識などは身につかない。つまり、若いうちはいいのだが、二十代も後半となると、かなり苦しくなる。
 勝田声優学院の生徒で、かつ、ちゃんとした劇団の研究員をやりながら本公演に出演しても、しっかりと一人暮らししている女子がいる。彼女は、コンピュータ関連の派遣社員をやっており、彼女だからこそ出来る仕事があり、派遣先からも頼りにされているからだ。こういう面もきちんと考えて欲しい。

 アルバイト情報について役立つページは‥‥

【All About Japan〔転職のノウハウ〕おすすめリンク集
            「アルバイト情報を探したい」】
http://allabout.co.jp/career/careerknowhow/subject/msubsub_arveit.htm


■ 必要なもの

 とにかく絶対に必要なのは冷蔵庫である。
 実話なのだが、私が講師などをやるようになってから、毎年、誰かしらが食中毒になる。冷蔵庫さえあれば食中毒にならないとはいわないが、あるのとないのとでは大きな違いだ。冷蔵庫が無ければ食料の買い置きもできない。
 冷蔵庫は、できれば2ドアにしておいた方がいい。1ドア冷蔵庫は霜を取るのが面倒で、霜だらけになって冷凍庫には何も入らなくなったりする。サイズは80リットルもあれば充分だ。家電量販店に行けば、19,800円ぐらいで購入できる。ポイントカードなどを利用すれば、実質18,000円ぐらいだ。
 次に電子レンジ。お茶を飲む1杯のお湯なら、電子レンジで沸かすほうが速い。スーパーの惣菜を温めたりと、電子レンジがあるのとないのとでは大違いだ。
 最近のワンルーム・マンションには、ガスが使えないところもある。オール電化というやつだ。電熱コンロは全く使えない代物で、とてもじゃないが調理には使えない(っていうか、他の用途にも使えないが)。電化マンションに住んでいても、自炊をしたいなら、電磁調理器をおすすめする。電磁調理器は高くて買えないなら、せめて、ホットプレートぐらいは欲しい。
 エアコンは、あったほうがいい。だが、無くても死にはしない。でも、あったほうがいい。実際、エアコンの無い部屋に住んでいる生徒もいる。夏に1台の扇風機だけが頼りでも死にはしない。私も扇風機無しで頑張った経験がある。ただ、やっぱりあったほうがいいと思うよ(笑)。
 暖房器具だが、最強はコタツだ。実際、コタツだけで冬を乗り切る生徒は少なくないし、私自身もそうであった。しかし、それだけではという人は、ガスが使えるならガス・ストーブを。電気暖房機器しか使えないアパートやマンションなら、いわゆる普通の電気ストーブが無難だ。最近、流行のハロゲン・ヒーターは眩しいばかりで部屋全体を暖めてはくれないし、エアコンやセラミックヒーターは部屋全体を暖かくしてくれるが消費電力も凄い。
 あとは自分次第だ。ただし、家具などはあまり増やさないほうがいい。東京での暮らしを6年もすればわかるが、引越しは避けられない。引っ越す時、荷物が多ければ多いほどに大変なのはわかるよね。


■ 防犯:トラブルに遭わないために

 東京に生まれ住んでいる人間には、ちっともピンと来ないのだが「東京は怖いところだ」というのがある。
 今時、よっぽどのド田舎でもない限り、地方都市も東京も危険度は変わらないと思うんだけどもね‥‥

【All About Japan〔防犯〕】
http://allabout.co.jp/family/bohan/subject/msub_akushitsu.htm


「家にいる時は、チェーン・ロックをしっかりとかけておく」
 アパートやマンションには、招いていなくても色んな連中が訪れる。特に迷惑なのが勧誘だ。特に、宗教や新聞の勧誘は迷惑である。
 ピンポーンと鳴ったからといって、すぐにドアは開けない。これが鉄則。
 まずはドア・スコープで確認する。
 勧誘だとすぐにわかった場合は、思いっきり無愛想に「今、忙しいので」とドア越しに返事して無視。いつまでもドアの前にいないで、さっさと部屋の中に戻る。しつこいようなら「警察に電話しますよ」と言えばよい。
 特に注意すべきは新聞勧誘。平気で騙しをいれてくる。たとえば、自分が毎○新聞をとっているからといって、「毎○新聞からきました」という言葉をすぐに信用してはいけない。ドアを開けると、実は読○だったり朝○だったりもする。こういう場合には、ドア・チェーンをしたまま、片手に携帯電話をもった状態で、細くドアを開ける。
 新聞勧誘員の中にはタチの悪いのも少なくない。ヤクザのような脅し文句を入れてくる場合もある。その場合は、躊躇することなく110番通報すればいい。「殺すぞ」とか「沈めるぞ」と脅す最悪な奴もいるが、冷静に考えてみよう。新聞をとらないだけで殺されたり拉致されたりするわけがない。
 女子は特に宅配便業者にも注意して欲しい。実家からの送付物だと思って喜んでドアを開けないように。宅配便業者を装った変質者の事件もあるのだ。
 宅配便の場合は、ドア・チェーンをかけて空いた隙間から三文判を差し出して捺印してもらい、荷物は玄関前に置いておいて貰う。その後、宅配便業者が完全に去ったと確信してから、サッとドアを開けて荷物を取り込めば良い。

「窓の開け閉めには慎重に」
 夏になると、誰でも窓を開けて、涼しい風を取り入れたくなるものだ。しかし、この窓についても、女性の場合は慎重になってもらいたい。
 昼でも夜でも、窓を開けた時は目隠しにレースのカーテンぐらいはおろしておくように。夜はちゃんとしたカーテンを閉めておく。暗い場所から明るい場所というのは、よく見えるものなのだ。
 そして、寝る時は絶対に窓を開け放しにしておかない。「うちはマンションの○階だからだいじょうぶ」は無意味。高い階は、逆に屋上から侵入されるケースがある。

「声をかけられても無視が基本」
 都会では、駅や繁華街を歩いていると、男女問わずよく声をかけられる。
 ここで愛想良くお返事をして、立ち止まったりはしないように。
 もしかしたら、困っている人かもしれないと思っても、すぐには立ち止まらないように。せいぜい、歩きながら、視線を合わせずに「なんですか?」で済ませる。
 本当に困っている人なら、「道を教えて欲しい」とか用件を言うはずだ。その時、初めて目線を合わせ、だいじょうぶだと確信したら立ち止まればいい。ヤバイ人かなと思ったら、立ち止まらずにそのまま、「わかりません。他の人に聞いてください」とズンズン歩き続ければよい。
 声をかけてくるのがただのナンパならともかく、キャッチ・セールスや宗教勧誘の場合もあるからだ。

「悪徳商法に要注意」
 巷には悪徳商法が溢れている。
 いきなり家に押しかけてきて、しつこく商品を売りつける元祖悪質商法『押し売り』。
 電話でなれなれしくしつこく勧誘する『アポイントメント商法』。
 注文していないのに勝手に商品を送りつけてきて代金を請求する『ネガティブ・オプション商法』。
 キレーなオネーチャンに「一日コーヒー1杯でステキな絵画が」とローンでリトグラフを押し付けられる『絵画商法』。
 エステや高級化粧品のモニターに当選しましたと、最初は無料だがオプションが有料(高価)な『モニター商法』。
 仕事を紹介しますと言って、まずは勉強をと通信教育を売りつける『求人商法』。
 その他、山ほど悪徳商法がある。海千山千の爺ちゃん婆ちゃんおっさんおばさんを騙す連中にしてみれば、世間知らずの十代や二十代は格好のカモだ。
 全ての基本は「うまい話には裏がある」。人間、汗水垂らして働く以外に、金銭を得る手段など無い。
 特に、マルチ商法には要注意だ。「君に夢はあるの?」「君には友達が多い?」「自分の本当にやりたいと思うことをやりたくないか?」から始まるセールス・トークに、演劇や音楽をやっている若い人は簡単に騙されがち。マルチ商法やっちゃうと、自分の周囲の人間関係がグチャグチャになるぞ。
 たとえ、商品が良いものであろうと、商品をつくっている本社は世界的なメーカーであろうとも、販売方法がマルチだったら近寄ってはいけない。興味すらもってはいけない。
 汗水垂らして働く以外に、人間が金銭を得られるわけはないのだ。友人関係を金銭に換算するようなセールス・トークに疑問を思え。

【All About Japan〔防犯〕おすすめリンク集「悪質商法」】
http://allabout.co.jp/career/careerknowhow/sitesearch.htm?start=1&count=10&log=1&current=http%3A%2F%2Fallabout.co.jp%2Fcareer%2Fcareerknowhow%2Fsitesearch.htm&rg=fl&qs=%83L%83%83%83b%83%60%83Z%81%5B%83%8B%83X&Submit=%8C%9F%8D%F5

【電話の向こうの知らない世界】
http://www.heavy-moon.jpn.org/index.html

【悪徳商法マニアックス】
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/


「大して仲良くなかった知人から急に連絡が来たら注意」
 これは一人暮らしだけでなく、家族と同居でも注意して欲しいことだが‥‥
 18歳を過ぎてから、今までほとんど友達づきあいしたことのない人間から連絡が来たら、警戒アンテナを立てておくことだ。
 知人・友人を疑うのは悪いことかもしれないが、マルチ商法や宗教勧誘や精神系セミナー勧誘の危険性がある。
 マルチ商法そのものについての説明は、上のほうで紹介した参考リンクの方をよく読んでもらうとして‥‥
 たとえ、大事な親友であったとしても、マルチ商法や宗教にハマってしまっている場合には、その人との付き合いはしばらく諦めた方がいい。
 マルチ商法は、心理学的にひじょうに高度な洗脳プログラムをもっている。その洗脳を解くには、本当に苦労するのだ。私は今までの人生で何人かの友人をマルチやセミナーから救ったことがあるが、ひじょうに骨が折れた。その結論として言えるのは、労多くして功少なし。
 とりあえず、付き合いをやめておく。これが一番だ。できれば、共通の友人関係に「あいつ、今、マルチ(宗教、セミナー)にハマってるから」と連絡網を回しておく。
 その後、マトモな人間なら3年もすれば目が覚める。その時、また、交友を再開すればいい。
 なによりも、自分自身が絶対にマルチや宗教やセミナーにはハマらないように。

※宗教について
 声優にも、宗教をやっている人はいます。っていうか、本来、人間の生活の中には宗教があるのは普通のことです。神を信じることや、先祖を敬うことが悪いわけありません。日本のように無宗教が前提という社会は、世界的に見て異常なことでさえあるのですが。
 日本国憲法には信教の自由が保証されています。
 これは、特定の宗教だけを信じる自由を保証しているわけではなく、ある宗教を信じない自由も保証されているのです。
 宗教に絡むのは、完全なる個人の自由です。国家から保証された権利です。
 しかし、宗教に絡まないのも個人の自由だし、国家から保証された権利でもあります。
 ある宗教を信じる場合には、完全なる自己責任でお願いします。業界内(養成所内含む)においては、宗教色は出さないに越したことはありませんね。どんなに熱心な信者だとしても、業界内において布教や勧誘はしないでください。

【宗教勧誘撃退法】
http://eglair.hp.infoseek.co.jp/shuugeki-mokuji.htm

【宗教勧誘と対決する】
http://www6.plala.or.jp/pato/numeri/text21.htm


■ 最後に‥‥ 大きな本棚を買おう

 もし、君が家具を買うなら、大きめの本棚をひとつ買うべきだ。
 これじゃ大きすぎるんじゃないかな、と思うぐらいに大きな本棚をひとつ。
 そこに本を並べてみる。
 隙間が沢山あって、なんだか、間抜けな印象すら感じることだろう。
 さあ、その隙間に、大事な本を一冊、また一冊と増やしていきたまえ。
 やがて、本棚はいっぱいになる。
 演劇に関するもの以外の本は、徐々に減らそう。
 そうやって新たにつくった隙間に、また、本が入る。
 また、演劇に関するもの以外の本は減らそう。
 君が、真剣に演劇の勉強を続けていけば、いつか、本棚は演劇の本だけでいっぱいになってしまうはずだ。
 さて、君は演劇関係の本だけで本棚がいっぱいになるほど、演劇に真面目に向き合えるかな‥‥?

 どこであっても、住めば都。
 ようこそ。400年以上も世界最大級の大都市として栄える東京へ!
 ようこそ。劇場数100以上を誇るアジア最大の演劇都市・東京へ!