![]() 役者向きの資質とは? |
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たびたび聞かれるが「役者向きの性格ってなんでしょうか?」ってのがある。これ、実はひじょうに単純なことなので、ここに書いておこう。 「真面目に努力する奴こそが勝利者となる」 以上… って、これじゃ不親切だな(笑)。 「やれ」と言われたことについては完璧にやってくること、「やったほうがいい」と言われた程度のことであってもやってくること。全てはこれだけに集約される。 私が勝田のオリエンテーション(入所式)で言うことは、いつも同じだ。 「頑張ろう、頑張りますは当たり前。頑張った末の成果をこそ、まず見せろ。成果が伴わない努力は、努力と呼ばない。やって当然の人並みの努力も、努力とは呼ばない。成果が伴う努力とは、人並み外れた努力をいう」 口先だけで「頑張ってます」とか「努力してます」なんてのは、講師だったら誰でもすぐに見抜く。だって講師は業界を生き抜いてきたプロだもん。素人の嘘になんか騙されるわけがない(笑)。 また、努力とは、ただやればいいというものではない。「正しい努力」をしなければならない。 では、「正しい努力」とはなにか? それは、まず欠点をなくすことだ。義務教育の勉強なら長所を伸ばすでもかまわないが、プロとは欠点がない上で、長所が目立ってなければいけない。欠点を自覚するとは、すなわち 「自分のダメさ加減を思い知る」 ということでもある。 講師から欠点や弱点を指摘され、シュンとなったり、落ち込んだりするような人は、そもそも役者には向いていない。勉強をしても金と時間の無駄にしかならないから、今の段階で諦めておくことをおすすめしておく。 また、「根拠のないプライドの持ち主」も成長しない。プライドとは、全て根拠があってこその意味がある。 プロの演出や指導者は、1分も役者と喋っていれば、その役者がどの程度の実力か見極められるものだ。そういう視点からすると、学校に通って2年目や3年目で自分の芝居に自信満々の志望者などというのは、タダの勘違い馬鹿だ。(ちなみに私はこーゆーバカを叩き潰すのが楽しくてたまらないサディスト講師である) ここまでを整理してみると、声優に向いている資質とは… 「へこたれない」「真面目」「素直」ということであろう。 |